花火大会の規模を表す(と言われている)数字に
打ち上げ数
が、あるが、
我々プロや花火愛好家の方や現代人にはあまり重要な情報ではないようだ。
(えーー本当に上がるの?と言われる事もある)
確かに我々業界人が花火の規模を説明するのに
何発、とは言わない。。。
そんな色即是空のような数字よりも
点火数は?トラック何台?従事者は何人?何寸まで?弁当は何個?
が、リアルな規模を感じる。
花火愛好家の方々も
数量よりも、
どこの花火業者?最大号数は?etc
ではないだろうか?
中略
実際、その打ち上げ数にこだわる(他に負けないように増やす)と
トータル演出がおかしくなってしまうのです。
言わば、500ピースのパズルの枠に3,000ピースを無理やり埋め込むようなもんだと思います。
演出家がトータルバランスで演出できなくなり、結果、簡単な数打ちにしてしまうのです。
中略
何が言いたいのかと申しますと
適正な価格には適正な数量でいいと思います。いい花火玉は安くないのです。
求められてない
世の中のニーズが変わっているのです。もう昭和の考え方は求められていないのではないか、と感じているのです。
それでも規模表記にこだわるなら一番判りやすい規模を表す単位は、円、ではないだろうか?
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