花火と音楽に国境は無い

私たち(いわゆる花火師)はなぜ花火を作り、花火を上げるのか？

お金を稼ぐ為？⇒正解
日本の伝統文化を守る為？⇒正解
花火の技術を継承する為？⇒正解
日本経済の活性化の為？⇒正解
カッコいいから？⇒正解

それぞれ色んな理由があるだろう。。。

私も、その理由と言うか、、、
『俺はなんでこんな仕事としているのだろう？？？』
と、立ち止まる瞬間がある。


それは、沖縄で気付く


ここは中華民国の台灣、中華人民共和国の支那、アメリカ合衆国、東南アジア諸国、そして、琉球王国、日本国、と、様々な国が融合(接触)している地域である。

那覇空港に着陸すると、日本軍の戦闘機のスクランブル発進。
ゴッパチを北に走れば、米軍基地、北谷のmoney exchanger
そして普天間や嘉手納周辺では、見たことのない、大きな戦闘機や輸送機がゆっくり飛んでいる。。。
それが沖縄の姿。


戦後80年と言うが、
平和と呼ぶには遠く、歴史にするには早すぎる、のかもしれない。



花火⇒火薬⇒爆薬

これを逆にすると

爆薬⇒火薬⇒花火


たぶん、世界中の花火師達が同じ事を考えているのかもしれません。


それは、火薬(爆薬)の平和利用。


言葉が通じなくても、肌の色が違っても、政治家(屋)同士が争っている国でも
純粋に感動できるのが花火なのだなあ、と感じ、
HANABIの必要性を体感しました。
そして、花火と音楽って、国境は無いんだなあ、と、思った沖縄の旅？でした。




TEAM We are The world の皆さん