2024年05月16日

昭和、平成、令和の花火工場の現状 2

こんな記事を書きました。
http://hanabizuiki.seesaa.net/article/503218216.html



工場作業比較.png


6 玉込め作業
この作業は年々複雑になり作業時間も膨大になっています。
玉の内部の伝火薬作業、星の配置、和紙の処理、部品製造、小割り製造、、、
平成初期中期にやってなかった作業が増えてます。
これは安全性やクォリティーを求める為です。
例えば、平割だけの製造でも30%の製造数ダウン(つまり40%の作業量や時間がアップ)
芯物(単芯)は平割の6倍の時間が掛かります。
八方系の花火は平割りの6倍の時間が掛かります。
千輪は平割の12倍の時間が掛かります。
安いモノは簡単に作れますが、、、


7 玉貼り
この行程は機械化が進んでいますが、その機械が数百万〜数千万円の設備投資が必要になります。
それでも親導の補強や貼る枚数が増えたりで結果作業は増えていると思われます。


8 玉の乾燥
玉に紙を貼っては乾燥させ、玉に紙を貼っては乾燥させ、玉に紙を貼っては乾燥させ、
玉に紙を貼っては乾燥させ、玉に紙を貼っては乾燥させ、玉に紙を貼っては乾燥させ、
玉に紙を貼っては乾燥させ、玉に紙を貼っては乾燥させ、玉に紙を貼っては乾燥させ、
尺玉など完成まで3週間〜1ヶ月掛かります。


9 玉の管理貯蔵
玉種が増えています、1サイズでも100以上の玉の種類があります。
全てのアイテム(小型煙火等も含めば)1,000〜1,200くらいの種類の花火を管理しています(推定)
種類が増えれば管理作業も増えます。
『パソコンとか使って管理すれば???』って?とっくの昔から専用ソフト使ってます。。。


今日はここまで〜




posted by Z隊長 at 19:50| 大分 ☀| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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