2023年01月05日

花火の時間(リアルなお金の話)



昨年、あった話(多少数字を変えます)

ライバル会社が請け負っているとある花火大会で
ホームページに
『花火大会 20:00〜21:00 (1時間)』※昨年は25分くらい
との記事を見つけたので、そのライバル会社に電話して
『〇〇の花火大会、予算増えたみたいやね』
と冷やかしの電話を入れたら
『は?????、予算は変わらずですが。』との返答で本人は全く知らなかったようで、、、

つまり、花火業者は予算も内容も知らないうちに物事が進められるよくあるケースでした。


そうなんです
請負の花火大会の開催をインターネットで知る事も増えてきました。※中止や延期も
打ち上げ数だけ一人歩きして、ニュースを見て驚く事も良くあります。
当日に、『(20分で契約した演出を)今日は1時間くらいかけて打ち上げてほしい』な事もあります。
当日の夕方に、『今日は音楽に合わせて打ち上げてください』と難題を出されたこともあります。


全て演出家である花火業者の説明が行き届かないのが原因の一つであろう。。。?
そのような経験からこのブログが生まれました。

意外と、同業者から
『よく言ってくれました!』
と、褒めていただく事も少なくないようです。



さて、本題に戻りまして花火の時間

過去に カルピス理論 や 唐辛子理論 と相互関連する内容を金額を主軸にした話になります。

10万円の花火でも1時間や2時間の花火大会はやれます。
30万円の花火でも1時間や2時間の花火大会はやれます。
100万円の花火でも1時間や2時間の花火大会はやれます。
300万円の花火でも1時間や2時間の花火大会はやれます。
1,000万円の花火でも1時間や2時間の花火大会はやれます。
5,000万円の花火でも1時間や2時間の花火大会はやれます。


つまり、時間を伸ばそうと思えばどうにでもなるのです。
例えるならグラスの泡盛に水をどんどん入れて薄めて多く嵩を増やすようなものかもしれません。



では、適切な時間とは?
※これは例です、あくまでも一例です。あくまでも一例です。あくまでも一例です。
条件:1箇所打ち上げ、音楽無し、4号玉以下、小型煙火あり、九州管内


50万円   5〜10分間
100万円  10〜15分間
200万円  20〜30分間
300万円  30〜40分間
500万円  50分くらい


これは、あくまでも目安になります。
これで法則が見えてくるのではないでしょうか?
※演出方法や保安距離や使う玉のサイズでパターンは無限にできます。


焼酎の水割りを薄めれば薄めるほど量は増えるが、味は薄くなります。
花火も長くすれば長くするほどトータル時間は長くなりますが、以下ry
花火演出家、花火演出プロデューサー、花火作家、等が提案するオススメの時間が一番美味しいのではないでしょうか?

ちなみに、近年、私が作ったプログラムでよかったのは 500万円で7分間のワイド花火だったかも?
posted by Z隊長 at 15:41| 大分 ☁| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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