2020年12月31日

回顧2020


2020年、我々花火業界は大きな傷を負った。。。
はっきり申し上げて今も致命的な状況です。

国からの支援や、花火を守ってくれる地域の皆様のおかげで2021年に1歩進めそうです。



2020年6月1日 日本の空が一つに繋がった 大分県大分市田ノ浦ビーチ
日本列島が花火に包まれた夜


いわゆる花火シーズンの夏、
花火の仕事に携われば、絶対に着ることはできない(そんなん着る暇はない!)アロハシャツを3枚購入
そのアロハシャツを着るという珍事の年であった。。。

2020年8年21日 全九州HANABIセレクション 大分県別府市別府けいりん



2020年8年22日  日本の花火エールプロジェクト   大分県津久見市


花火を守ってくれる人達(多くは新規)の支えで夏を乗り越えました。
※この時点で前年同期比1桁台(数%)、つまり例年の1/10も売り上げれなかった。

秋を迎える頃、各地から
『やっぱ花火上げなさみしいで』
『あんたたち大変じゃろ、わしらがお金集めるけん花火あげちょくれ』
『今までお世話になったけん』
それは、地域や行政も巻き込んでの大きな波になりました。

2020年12年25日 べっぷクリスマスファンタジア2020 大分県津久見市




桜が咲くころ、私は、今年の花火大会は0〜20%(現実)か30%(優良)か50%(奇跡)ではないかと予測していた(ほとんどの方もそのような予測だった?)
そんな状況下で、生き残る術を探していたのです。今も探しているのです。

それは、花火の原点に戻る事だと思いました。
地域に根ざした花火の構築からリスタートする事だと思いました。
花火を楽しみにされている花火愛好家の方々には不便をおかけしますが、
当たり前に花火が上がるという状況(雰囲気)を作っていかなければならないのです。
なので開催地の負担にならないよう“いわゆるサプライズ”“いわゆるシークレット?”“いわゆるゲリラ?”という言葉でいつの間にかそう呼ばれるようになりました。。。
賛否両論あろうかと思いますが、地域を守る為、花火文化を守る為、花火業者存続の為
そして、地域の人に喜んで貰うためにやったことです。どうぞご理解ください。


我々日本の花火は、倒れるわけにはいかないのです、これからも日本の風景を創っていくのです。


つくみエール2020.jpg


今年1年間、ありがとうございました。



posted by Z隊長 at 09:49| 大分 ☁| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: