2019年03月03日
花火大会中止な記事について。。。
現代は情報化社会でありいつでもどこでもだれにでも様々な情報(ニュースリリース)が入ってくる。
我々花火界のネット民として色んな情報を探したり、提供していただいている。
ありがとうございます。
最近気になるニュースが、、、
昨年の秋頃にメジャー級花火大会の中止のニュースが立て続けに流れてきた。。。
このニュースといわれる情報の恐ろしいところは
『それが世間の流れ、今後このような事例が増えていく』と思わせるような印象を与えてしまう事だ。
現にクライアントさんが『うちもいつまで花火大会を続けられるかわからない』との言葉も簡単に発せられるのです。
さて、花火大会は日本国内で6.500会場以上あるようです。
そんな多くの花火大会が何らかの理由で中止になる事も別におかしくはないでしょう。。。
どんな中止の理由が考えられるか?※私的考察
1,安全対策の負担増
花火大会には多くのお客さんが集まります、そのお客さんの安全を確保する為の警備や警戒費用
マナーのよろしくないお客さんがトラブルを起こすと監督機関から指導を受け、費用が増えていきます。
2,環境の変化
花火大会を開催するには筒場や観客席を設けなければなりません。
各都道府県が定める安全指導基準の保安距離に基づいてレイアウトします。
花火大会の周辺に家や道路ができると、、、打ち上げ玉の縮小や開催不可につながります。
近年はソーラーパネルが建設され新たな対応が求められています。。。。
3,運営のマンパワー不足
世の中の人口体系が変化しているのと同じように運営側(主催者)の組織もそのようになっていると聞きました。
特に青年部と呼ばれる機動力旺盛で若くイキイキした年代が少なくなりつつあるようです。。。
4,花火大会が無駄な事業と勘違いされている。
まぁ、多くの方が花火大会は無駄使いだと勘違いしてますね。
中には一晩で何億円も花火に金を使いやがって、、、と。
はい、花火大会における経済効果は莫大なのです。これを超える事業があれば教えてほしいですが。。。
『花火大会は無駄』と仰る方とお会いしてその根拠をお聞きしたいのです。。。
5,資金難
花火大会はスポンサー様の協力により執り行われるケースが多いです。
夏、スポンサー様は各イベントから協賛依頼を受けているようです。お察しいたします。。。
そして個人からの協賛、募金、、、減っているようです。。。
CF(クラウドファンディング)に頼らなければならない現状もあります。。。
6,夏は暑いから
そのまま夏は暑いからwww
7,その他
ちょっと考えただけでもこれだけの要因があります。
このように、様々な理由で中止になる花火大会はありますが
その裏ではリニューアルする花火大会もどんどん増えてきています。
近年では夏から他の季節へ移行することで大成功している花火大会がたくさんあるようです。
もしかしたら、花火大会の季節を変える事が多くの方の負担を減らすのかもしれません
そうなのです、もはや簡単には花火大会を中止にはできないのです。。。
なぜか?簡単な理由です。
それは地域住民が楽しみにしている行事だから。
たかが花火でも、みんなが集いみんなが笑顔になれる素晴らしいイベントだから。
花火は日本人の歴史ある伝統文化であり、日本の身近な芸術作品であるから。
そして、花火は生きる活力になるから。
これほどわかりやすいイベントを中止してはならないのです。
その為には皆様の花火に対するご理解と協力が不可欠なのです。
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