2017年07月02日

季節を演出する。

【サークル花火万華鏡 1999,10,12発行】より引用
私たちは花火師と呼ばれています。
常に付きまとう事故という言葉に怯えながら、
夏の茹だるような暑さの中、
睡眠不足のポテンシャルの下がった頭に活を入れて、
上手くいって当たり前のプレッシャーに潰されそうになりながら、作業を進めていく。。。


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さあ、今年も夏の陣がやってきます。
我々は10ヶ月前からこの夏の準備をしてきました。
でも正直、不安です。天気の事、体力の事。。。。いろいろありますが。
沖縄から夏がやってきています。。。


さて、我々は早朝から現場に入り炎天夏での作業を進め、
そして会場にお客さんがやってくる頃に準備完了となる。
そして、数日間掛けて準備してきた花火を打ち揚げるのです。
花火を打ち揚げた後は夜中まで撤収をしています。
たぶん、皆さんが想像する花火の作業ってみなさんの目に触れない作業が99パーセントくらい締めるんじゃないかな?
つまり、皆さんが見ている花火の裏には100倍の作業が隠れているのかもしれません。
我々は淡々と作業を進め、作業をを完了する事を第一義として任務遂行しております。

そんな花火従事者の疲れを吹き飛ばすのは
皆さんの

拍手と歓声です。


日本各地の花火屋に、大きな拍手と歓声を浴びせてやってください。
それが、我々のエネルギーになっていくのです。
よろしくお願い申し上げます。


今年も皆さんの思い出となる夏を創っていきます。





posted by Z隊長 at 10:54| 大分 ☁| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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