花火とはリハーサルや練習が出来ないのです。
つまり、当日、本番一発勝負なのです。
@筒の配置はリハーサルは出来ません
普通の現場なら当日入り、規模が大きくなれば2日前入りとかあります。
現場に到着して、あれ?あれ?話が違うよ!?ってなことは沢山あります。。。
当日にいろんな物理的状況をクリアしなければならないのです。
A作業手順はリハーサルできません
これは天候によって大きくかわります。作業メンバーのスキルによっても大きく変わります。
当日にいろんな状況をクリアしなければならないのです。
B演出はリハーサルできません
『最近コンピュータを使うから作業が楽やろ?』って簡単に言われますが、
その“いわゆるコンピューター”は作業を膨大に増やしています(関係者談)
その“いわゆるコンピューター”は人間ほど働きません。。。
いくらデジタル点火装置でも、本番通りのシミュレーションは不可能です。
やれるのはテスト的なファイルを机上で確認するくらいです。本番のものではないのです。
視覚的シミュレーションって言っても、花火は屋外イベントなので天候や風向き等は全く予測できません。
その視覚的シミュレーションって我々の感性を退化させるモノかもしれませんね。。。
つまり、花火の現場って、テレビ番組、演劇、ステージイベント、アーチストライブがやってるようなリハーサルは出来ないのです。
本番用のスイッチなんか本番でしか押すことが出来ないのです。
つまり本番当日に起こるトラブルハプニングをその場で改善修正していってるのです。
仮にいくら事前に打合せ確認しても、現場は天候等の関係で予定を大きく変更します。
花火屋としてはどんな状況でも安全な準備作業を続けなければならないのです。
ただこのような状況(悪天候)の場合は“安全”を最重要視しなければならないのです。。。
何万人何十万人を集客できるイベントの“花火大会”での花火屋は、、、
リハーサル無し!本番勝負
でやっております。ご理解を。。。
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