こんな記事を書きました。
http://hanabizuiki.seesaa.net/article/503218216.html
18 運搬
昔は(昔の話でスマン)トラックに片っ端から機材を積み込んでいたので1車で済んでいたが
今は、従事者の命を守るため炎天下の作業を極力無くすよう、昔の積み方ではありません。
また、今後はトラックを運転できない世代が増えてくるので、行く行くは運送業者に委託する時代になるでしょう。
19 現場設置
昔は(昔の話でスマン)1箇所打ち上げがメインでや、箇所3箇所打ち上げ(ワイド)は少なかった。
今では事前に計測(レーザーサイト、GPS、巻尺等)し地点を割り出し、特にトラ等はズレが無いように設置します。
これは、保安距離から算出しいかに効果的に魅せるか、いかに無駄がないか?のさぎょうです。
20 現場従事者
現場従事者は年々少なくなっています。
それは現場での作業をなるべく少なくしているからです。
炎天下の作業はミスが起きる確率が高いのです。
そして年々、熱中症で故障する従事者が増えています。
21 結線作業
『あんたたち、今はコンピュータで花火上げるから楽になったなあ』と言われますが、、、
全く逆で10倍以上のコストと時間が掛かっていると思います。
判りやすく言えば、1,000発の花火を上げるのに1,000本の回路が必要になるのです。
22 打ち上げ作業
判りやすくいえば、1,000発の花火も10,000発の花火も100,000発の花火も
1人で全部打ち上げます。
それだけの準備時間が掛かっているのです。
23 撤収作業
これは、あえてあまり多く語りません。
撤収は24時を超えることもあります。
24 筒洗い作業
花火師の基本は筒洗いと草刈りです。
筒洗いに関しては、筒の数が増えました。それだけ設備投資したのす。
必然的に筒洗い作業が増えます。
25 点火装置
えー、1セットで数10万〜数百万の機材を持っていきます。
週末に10箇所の花火大会が重なれば、(単純計算で)数千万円の機材をそろえなければなりません。
このお金、どうやって回収しましょう???
25項目をまとめると、、、
昭和時代よりも5倍のコストや時間が掛かっています。
平成時代よりも2倍以上のコストや時間が掛かっています。
昔のお話をされても全く比較できないのです。
過去を振り返る事は進歩できない事なのかもしれませんね。
おわり