2023年08月31日
花火は医療の分野に進出
花火が医療???
確かに古い時代には、火薬が服用されていた記録も残る。
火薬の【薬】は【くすり】なのに気付く。。。
実は、花火は医療施設や(多くは)老健施設で利用していただいている。
ある老健施設のトップが私に言った
『入所者はもうココを出る事はないかもしれない、せめて最期に花火を見せてあげたい』と。
終末医療の施設でも
『窓越しからでも患者に花火を見せてあげたい』
障碍者施設でも
『なかなか花火大会に連れていく事もできない、それなら花火をここでやれないか』
『花火を見るとみんな元気になるんです(元気になりすぎるんです 笑)』
前職で西洋医学や薬学を学んだ私としても非常に興味のある話でした。
そういえば、先日の花火大会の場所がたまたま救急病院から500mの距離でした
花火が始まる前は病室に電灯が点いていたが、
花火が上がりだしていつの間にか病室の電灯が消えていたのです。
たぶん、闘病中の皆さんが久しぶりの花火を見ていたのだと思います。。。
そうなのです、花火には人間のどこかにエネルギーを与える力があるのかもしれません。
それが僅かながらも治癒力になっているかもしれません。
なぜなら、日本の花火は、人生の縮図とも言えるのです。
筒に装填されて、発射
力強く空に上り詰めて、
最高到達地点で速度を落とし
開花
そして、強く、優しく、儚く散っていく。
そして、皆の記憶に残る。。。
ほんの数秒の時間に何か人生のようなモノを感じているのではないでしょうか?
そして誰かを映し出しているのではないでしょうか。
少しでも、笑顔や安心感、そして躍動感が生まれているのではないでしょうか?
花火は経済効果だけでなく医療にも効果があるのでは?
そにように考える若い医師が各地に存在する。
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