2023年08月23日
日本の花火業界の状況 2023年8月下旬
まもなく、南こうせつさんの満天の星が流れ、日本中の従事者たちが
『今年の夏も終わりか。。。』
と、高くなった空を見上げる時期となりました。
コロナ禍では多くの国民に支えられ、花火業界も生き延びて来れました。
わかりやすく売上の例を出すと
2019年 100%
2020年 20%
2021年 40%
2022年 70%
2023年 90〜120%
※あくまでも例です。
この数字を見れば
なんや、花火屋は儲かってるやん、もう心配いらんやろ!
と、思われる方が多くいらっしゃると思います。
が、しかし、
このコロナ禍で
経営者たちは、花火の文化や技術、自社施設、そして従業員を守る為に巨大な借金を抱えたはずです。
そして、国、県、市町村や銀行や経済団体からいただいたお金を返す時期が始まりました。
ある意味、今からが大変な時期になると思います。
コロナで借りたお金を10年かけて返済する計画も聞きます。。。
言わば、マイナスからのスタートが始まりました。
我々、雇用される身としても、この3年間生かされた事を感謝し、
経営者と共にマイナスからの茨の道を進んで行かなければなりません。
そして、花火業者の経営方針も各社変化してくると思います。
いろんなスタイルの業者が存在していいと思います。
ただ、我々は日本の伝統と文化を背負っている事を忘れずに邁進すればいいのです。
人間にとって過酷な暑さの夏が終わる。。。