2022年11月14日

値上げは悪2(花火編)


さて、値上げに敏感になるクライアントさんが出てくるかと思います。

でも、安心してください。

値上げは品質アップです。
値上げは安全性の向上です。
花火屋が儲かれば日本の経済は活性します。


でも不安ですか?
それならお悩み解決しましょう?



例1 値上げされると花火の打ち上げ数量が減る?
さて、花火を見るのに数を数える人はいますか?
数え方って統一されてないから数量なんか何にも役に立たないのでは?
500発の花火を2,000発と言っても誰もわからないのです、2,000発に見えるのです!(実際にあった事例)


例2 便乗値上げではないのか?
原材料や様々なコストが上がるからそれに便乗しているのは間違いありません。
実は今までの企業努力がコロナでぶっ飛んだのです。
多くの花火業者がこの厳しい状況の中、日本の未来のために設備投資や人材育成の為に多くの投資をしたのです。
中小零細企業が利益を求めて何か悪いことでもありますでしょうか?


例3 値上げするなら安い業者を探す
はたして見積で安い業者を選んで花火大会が成功した事例はありますでしょうか?
安い花火なんか簡単に大量に作れますが。。。笑
はっきり申しまして、見積書なんか素人、いやプロが見てもわからないのです。
そんな紙切れで業者を選ぶなんて時代遅れかもしれません?
実際納品(数量)チェックもされないのが現実ですし。。。


では、どうしたらいいのか???

購入側が花火の事を知ることです。
信用できる花火屋と組むことです。
見積合戦なんて我々はガチで戦うつもりはありません、プレゼンで手の内見せるつもりもありません。
本音は『いつ干されるかわからない取引きに全力を出せないのです。』
お互いが相手の足元を見ているような関係ではいい花火大会はできないと思います。


そして、安心してください。

花火の値上げなんて、小さな出来事です。


日本の伝統技術が今から大きく変わります。
それに投資すると思って、値上げを受け入れましょう!
その信頼関係が“いい花火”を創っていくものだと思います。


あっ、この2〜3年、多くの花火屋が気づいたと思います。
2019年までの安く出していた仕事よりも、このコロナ時代に適正な価格で出した花火のほうが反応がいい!と。
コレ、重要な。


値上げは悪ではなさそう?


つづく




posted by Z隊長 at 20:53| 大分 ☀| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする