2022年11月30日

値上げは悪4(花火最終編)



この【値上げは悪】の連載はここで終わりとします。


なぜなら、


値上げは悪ではない、と判断したからです。



まず、皆さんは花火の価格(価値)についてあまり情報がないので、
はたして、高いのか?安いのか?適正なのか?これでいいのか?がわからないようです。


はっきり言って
九州の単価は、一般的な花火玉の価格の3割〜5割〜7割くらいです(2019年時点)
とても安かったと思われます。。。
その価格が正常化、適正化に近づくだけの事です。
安全や品質、そして花火文化と花火技術継承の為には避けて通れないことなのです。


何よりも、観客の多くは【安い花火(数量の多い花火)】は求めてないのでは?



主催者様も色んな情報をインターネットで簡単に調べることで
花火の競争見積なんか全く意味のないことに気づき
安売り業者の魅力が無くなり、主催者が安い花火に危険を感じ
昭和時代から続いた、花火戦国時代に終止符が打たれるのではないでしょうか?



今後は、

(見積書が)安いだけの花火業者と
適正な価格でいい結果を出す花火業者
に二極かするのではないか?
と思います。
posted by Z隊長 at 20:30| 大分 ☁| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする