2022年09月06日
安い、に思う
最近、色んなモノの価格が上昇してきています。
食品、衣料、燃料、各種サービス料金、
価格が上がると困りますが(?)、、、価格が上がらないことが日本経済や所得が停滞させているのではないでしょうか?
具体的に言いますと
我々が安くく買おうとする事が様々な部分に負担を生じているのではないでしょうか?
さて、花火業界も大きな影響が襲ってきています。
原材料の値上げです。
実は、日本の花火と言っても原材料や、さらには完成品までもの多く海外に依存しているのです。
『それなら日本で作ればいいやないか!』?
残念ながら日本には花火の原材料となる資源がほとんどありません。
国内には花火業界のような小さい業種に投資してくれるような企業もほとんどありません。
安いモノを提供するには必然的に海外(その多くは大陸)に頼ってしまうのです。
安さを求める事、安いものを提供する事は、それは日本経済と日本の技術を停滞させているのではないかと感じております。
値上げに反対するより、値上げによる相乗効果の可能性を見つけることが出来なければ
さらに、価格の低下→技術の低下→安全性の低下→海外資本から食われる、の負のスパイラルになるのではないでしょうか?
特に花火に関しては、商取引において実態のないモノなので非常識な価格(数量)が存在する事も事実です。
購入者が、常識的な価格を知ることで、価格破壊や安売りが無くなるかと思います。
これは、次世代の花火技術を守る人達の為であります。
あなたの町の花火屋は苦労してませんか???
も、も、もしかして1発(1玉)が1,000円以下とか?まさかね。。。
【価格例】
小さいもので2,000円、3,000円〜
大きいモノで60,000円〜
https://www.youtube.com/watch?v=oS3ZqMn6RMk&t=41s
協力:岡山県 森上煙火工業所
https://morikami-enka.jp/