2020年11月16日
花火を上げるのは簡単である
はい、過激な表題でスミマセン。。。
でも、現代の花火を上げるのは本当に簡単なのです。
スイッチを押せば上がるので(保安手帳(旧、従事者手帳)を持っていれば)誰でも出来ます。
※昔は、大声でセーノで同時打ち上げしたり、打った尺筒にまた玉を投げ込んだり、4寸が上がりだしたら仕掛けに点火とか、ナイアガラが全部走ったら裏打ちとか、水爆10発目でスターマイン点火とか、ランスを3回回したら点火とか、、、
例)スターマイン筒場には指揮者1名+直接点火者1名+補助1名+カチカチ山火消し2名。そして大玉では指揮者1名+直接点火者1名+補助兼カチカチ山火消し2名+装填係4名。つまりちょっとした花火大会で10人以上が走り回っていたのです。。。
今考えれば、この時代こそ熟練の技だったのかも知れません(笑)
閑話休題、花火大会を作り上げるのはプロでなければできません。
※プロとは、花火で飯を食っている人です
花火を執り行う時に、まず相談しなければならないのが【プロの花火業者】です。
実際に必要な知識としては
都道府県の安全指導基準や各管轄部署の許認可条件そして火薬取締法を熟知。。。
さらに地域性の配慮や各許認可機関との交渉技術であろうか?
そして大事なのは、そのロケーションでの作業方法を組み立てる能力である。
それらが、花火の演出力に繋がるモノだと思います。
つまり、花火を打ち上げる以前の作業が膨大な時間が掛かっていて最重要ことは事実です。
場所の選定⇒交渉⇒調整⇒交渉⇒調整⇒交渉⇒調整⇒交渉⇒やっと花火が上げられそうになる⇒作業方法や安全対策の検討⇒演出案作成⇒玉の加工⇒装填等の準備⇒運搬⇒現場到着⇒花火を上げる⇒撤収⇒帰路⇒請求⇒領収。。。
皆さんが想像しているよりはるかに大変な作業を乗り越えています。笑
この作業をスムーズに行うには、
(この地域で花火を上げようと思ったなら)
まず、
プロの花火屋に直接相談する事です。
一番最初にしなければならないのは、
プロの花火屋に直接相談する事です。
ネットで調べたり、花火に詳しい人?に聞いたりするより、
プロの花火屋に直接相談する事です。
それが、一番の近道であろう。
花火を上げる事は簡単であるが、そこまで達する努力こそが花火大会の重要な作業であろうと、2020の夏に感じた。
大事な事を言います
来年の花火の事は今年のうちに
プロの花火屋に直接相談する事です。
あ、花火屋さんのスケジュールを確認する事が大事です。。。繁忙期を避けてあげるとお徳かも?知らんけど