2020年10月13日

花火の唐辛子理論


前回の話が自分でもわかりにくかったのでもっと判りやすい記事にしようと思いますwww

花火の唐辛子理論である。

過去の花火のカルピス理論には多く(日本全国から5人くらい)の同業者から高い支持をいただいた。。。
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さて、唐辛子、一味と言う名前ですね。
例えばカツどんにしましょう。
※ここからは個人的意見です。
安いお手ごろの一味唐辛子A(100円とします)はガンガン振りかけても刺激はないように感じます。
気がつけばカツどんが真っ赤になるくらいになっても、そして食べても食べても振りかけてしまいます。
しかし、値段の高い超辛い一味唐辛子B(500円)はほんのちょっと掛けただけでもそれ以上の効果はあるように感じます。
つまり、Aを10回振りかける効果とBを1回振りかける効果が同じなら、値段的にも満足感としても値段の高いBの方が断然お徳なのです。
表面上の安さは結果的には高い買い物になっているかもしれません。


花火も、数打てばいいって時代はとっくに終わりました。
よくわからない2,000発の花火よりも凄い500発のほうが喜ばれたのです(2019と2020の自分比)。
※それにはカルピス理論も重要なポイントになるのです.
例)同一金額で5,000発の花火と1,000発では1,000発の花火の方がいいかもしれないのです。

エンターテイメントの商取引とは相互間の3者が利益と付加価値を確保できる取引状態を保たなければいい花火大会はできないのではないかと危惧しております。
3者とは、クライアントさんが無理の無い価格で発注し、花火屋がきちんと利益をいただき技術、品質、安全性を提供し、
その絶妙な商取引バランスの商品技術がお客さんに満足感を与える
これこそが最高のパフォーマンスを引き出すエンターテイメントの商取引だと思います。
無理させて(して)安くさせた(した)のでは技術もモチベーションも下がるだけです。。。
そして花火は夏じゃなくてもいいのです!



調味料を掛け過ぎず、ご飯やとんかつやダシの素材の味しさを生かし、器を含めた見た目の美しさを引き出すことが、食の楽しさではないだろうか
訳:ただ花火をガンガン打ち上げるよりも、それぞれの花火の見せ所を出したほうがいい、それをトータル的に魅せることが日本の花火の楽しませ方ではないだろうか←と、自分に言い聞かせる。。。


今、日本の花火は危機的状態です、日本の花火技術と文化を守る為のも花火に対する考え方を変えなければなりません。
瀕死の状態の日本の花火を守ってください。


※本文と動画の関連性はありません。



posted by Z隊長 at 21:28| 大分 ☀| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする