2020年08月04日

花火を継続するには?


花火が上がらない夏がやってきました、これは大東亜戦争の時以来の事のようです。

大分県の花火大会の80箇所くらいは中止のようです。つまり全体の90%以上が中止を判断しました。
そんな状況でも、数パーセントの花火大会がまだ開催に向けて努力をしています。
そして、各地で花火の火を守ろうと立ち上がっている方々(初めて花火を執り行う)も産まれてきました。

このように花火業界は絶滅寸前にまで追い込まれました。
たぶん全国的にも前年同期比で10%の売り上げもあればいいのではないでしょうか?
実は、我々は(判りやすく言えば)夏の稼ぎが次の夏までの生活費になります。
花火屋が夏を逃したらどうなるのでしょうか?????



では、どうやったら花火が上がるようになるのでしょうか?
陽性が?検査が?ワクチンが?特効薬が?
はい、そんな他力本願な考え方では永遠に花火は上がらないと思います。

花火が上がるような環境(考え方)を我々が作らなければいつまでたっても花火は上がりません。


進化しなければならないのです
適応しなければならないのです
変わらなければならないのです
本来の花火の容に戻ることも必要なのです


多くの花火業者は、既に変わる準備は整っていると思います。
あとは世の中の“花火に対するイメージ”を変えていくことだと思います。
変えることには大きなエネルギーやそれなりの代償が伴うと覚悟していますが、変えるタイミングは今しかないと思います。


2020年夏、我々は大きな傷を負ってしまいましたが、新しい世の中を創っていかなければならないのです。
次の世代の為、そして日本の花火文化を守る為に進まなければならないのです。




一般社団法人日本花火推進協力会 https://hanabi2020.jp/


新型コロナウイルスの影響で危機に瀕する日本の花火文化を守るための寄付
日本の花火業者と花火大会存続のための支援をお願いします。




posted by Z隊長 at 19:49| 大分 | Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする