2017年10月24日

花火は税金の無駄遣い?


過激なタイトルでスミマセンwww

花火大会は税金で執り行われていると勘違いしている方がいらっしゃいます。
まぁ、カンムリに市区町村名が付くのでそんなイメージかもしれません。
でも、多くの場合は、スポンサー様や募金で賄われるウエイトが大きいのです。

ここで、税金を使った場合の例を考えてみましょう。

補助金3,000万円を使ったとします。
3,000万円の花火大会(運営費が1,000万円、花火2,000万円)
花火2,000万円ならワイドな演出で尺玉もあり、1時間以上は楽しめるかな。

『消えて無くなる花火に金を使うな!』って。。。

はい、ここからがおもしろい話です。

2,000万円の花火で花火業者がしっかりとしていればこの花火を見る為に全国からお客さんが集まってきます。※夏に開催しても全国から集まりません。やるならお客さんが活動しやすい時期。

どれくらい集まりますかね、会場キャパにもよりますが、20万人としましょう。

20万人がこの花火大会でどれくらいのお金を使うでしょう?
20万人×1,000円ですか? それでも2億の金が動きます。
それ以外でも、交通費(陸海空)や宿泊やお土産や、その場の勢い(笑)でかなりのお金が動くでしょう、それを3億とします。
3,000万円の花火大会が合計5億円の金を呼びこむのです。
お客さんが何らかの支払いで5億円使ったなら、、、、、、、、、

消費税として、4,600万円発生するのです。【A】
売り上げをしっかり申告すれば、いただいた補助金(税金)分を簡単に返還できるのです。
実際は流通過程でそれぞれ消費税が発生するのでその未知数もプラスとなる【B】

さらに、運営費allで3,000万円の発注に対しての消費税280万円が発生します【C】

計算してみましょうか?

【A】4,600万円 +【B】不明 +【C】280万円 = 5,000万円?
ここまでで、出した税金3,000万円がそれ以上になってます
つまり、花火大会に投資した金額がまるまる戻ってきているのです。

その後の観光リピーターや、ネームバリューアップによる波及効果も無限大の効果ですね。




税収不足なので増税を、、、との声を聞きますが。。。。。
使い方を考えれば、使い道を考えれば、税収を増やすことはできるのです。
いかがでしょう?腕のある花火屋に将来の日本国を投資してみませんか? #弊社の事ではない


実はこれは昔から言われています。

【近世職人盡畫詞より】
花火の価は水中に擲つに似たりといえども、
さにはあらじ、
玉屋鍵屋が懐に入らば、
また出て世にめぐりつべし、
其かのみならず、
おのれひとりたのしむにはあらで、
幾多の人の目を喜ばしむる徳は孤ならずして、
隣国の下つ総にもおよびぬべし

【意訳】
花火のお金はもったいないと感じるが、
それは間違いであり、
そのお金を花火屋に預ければ
綺麗な花火となって世の中に還元される。
それは一人で楽しむものではなくたくさんの人々
そしてその恩恵は全ての地域万人に及ぶに違いない。


つまり、補助金(税金)使わせていただいても、花火は税収を増やせる可能性が高いのです。
ローリスクハイリターンだと思います。
何よりも、地域住民が笑顔になり、老若男女も外人も楽しませる“日本の文化”と言えるので税金使っても罰は当たらんと思うが。。。いかがでしょう?







posted by Z隊長 at 18:32| 大分 ☁| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする