私は般若心経を覚えています。
子供の頃覚えたのですが、意味はあまり知りません。。。
その般若心経で、てかアンルイスの歌でちょっと調べたのがこの
色即是空 空即是色
見えるものは色、見えないものは空 でも色は空によって現れる
見えるモノや触れるモノ全ては無から生まれ姿を現し、そしてやがて無に戻る。
つまり、我々の本当の仕事は見えてませんが、花火という現象でみなさんの前に現れるのです。
空(見えない準備)があって、色(花火が上がる)が出るのです。そしてまた空に戻るのです。
ほんの30分の花火
多くの人は『たった30分かえ?』と仰います。
その、たかが、たった30分の花火の現場をお見せしましょう。
では、空(見えない準備)の世界を
花火の準備は数日前から始めてます。これは開催2日前の準備です。
※九州にも大寒波がやってきたが開催することを前提で作業を進めなければ間に合わない。
大方の準備作業を終え、前日にトラックに積み込み
そして当日の早朝に現着 奇跡の快晴
作業は進む
人海戦術運搬隊
今日はアラウンジャーもハコブンジャーに変身
そして軽トラ投入 OFFROAD EXPRESS
尺筒運搬 ※ここから先150mは手運び。
設置完了
そして、アーチャンが遠方より来る
夕暮れを待ち
ここでやっと 色(花火が上がる)
第1回 女流花火愛好家写真コンテストの始まり!
↓ 撮影 てんきちねーさん

↓ 撮影 いいだこねーさん

↓ 撮影 hanappiさん

で、また 空(見えない作業)に戻る。
撤収作業なのである。
打ちあがった後の尺筒、もちろん中身は無くなりました。
車の渋滞を見ながらの撤収 もちろん中身は無くなりました。
そして、軽トラの階段のぼり
花火は 色即是空 空即是色 なのである。
皆さんからは見えない作業があり、それがあって花火はやっと姿を現すのです。
花火、と言う物質や現象はたった30分で消えて無くなりましたが、皆さんの思い出に咲き続けるでしょう。
儚いからこそ思い出になるのである。思い出になる為に燃え尽きるのです。。。
空(無)こそが本来の姿なのかもしれません。