2016年10月16日
たかが花火?
昨日、熊本県でやつしろ全国花火競技大会が開催されました。
日本全国から、飛行機、新幹線、JR,貸し切りバス、自家用車、レンタカーなどで来場されたと思います。
なんと30万人もの人が熊本県に集まったようです。
今回の花火はいつもの花火とは違い復興祈願花火のプログラムも用意していました。
ただ花火を見て楽しむのでは無く、それぞれが熊本・大分地震の事を思い、
30万人が同じ夜空を見上げ何かを感じたはずです。
花火は癒し?娯楽?と簡単に言われますが、時にはメッセージ性が強いものにもなります。
花火はどんな催しよりも人、金、心を大きく動かします。
なので我々も慎重に確実に業務を遂行していく事が花火屋としての責任なのです。
準備から夕刻まで、現場では緊張の連続。
30万人の前で失敗はできない。うまくいって当たり前!なプロの世界だが、
無事に上がってくれることを願うだけである。
作品を見届ける花火師の姿を捉えた動画(PCのみ再生可)