2016年09月04日
平成28年 夏場所戦記 最終章
急激に、現場が無くなって来る。
夏は需要と供給のバランス、そしてニーズとシーズのミスマッチなのであろう。
うなぎは土用じゃなくてもいつでも食べればいいし、
そばも年越しじゃなくてもいつでも食べればいいいい、
ケーキもクリスマスや誕生日じゃなくてもいつでも食べればいいし、
花火大会も夏じゃなくても秋でも冬でも春でもいいのです。
つまり、過剰すぎる過密スケジュールは人材、機材、思考力、体力が不足しますのでいずれ何らかのトラブルに発展するのだろうと思っています。
逆に夏以外で花火大会を開催すれば人材、機材、思考力、体力は夏期以上に発揮できるのは間違いありません。
ところで花火は夏ってイメージはどこからやってきたのだろう????・
もしかしてこれも平賀源内やろうか?(笑)
さてさて、その夏も終わろうとしてます。
準備万端で迎えた2日前、台風が発生しました。
開催日の土曜は宮崎県を直撃の予想図。
主催者側で、色んな想定をして、どうするかを考えました。
選択肢としては
@中止
A順延
B延期
C奇跡を起こす
Dその他
彼らの決断は、『C! それがダメなら@』
到底無茶な賭けだと思っていたが、我々としても、それなら最大級の安全対策で現場に望む事とした。
イベント内容は変更し縮小した、しかし『花火は縮小しない!』
夕方まで風はそよ風程度で、立入検査の消防署や警察の方も、
『天気はこのままならいいですね』と。
そして、『ここはポケモンスポットじゃかい、気をつけてください』
と、指導をいただきました。
※ポケモンは立ち入り禁止区域内に居てもよいようです。
そして、夕方に強い雨
そして、雨は止み
開始直前に急に土砂降り・・・
でも、それも数十秒間の雨であった。
そして、奇跡は起きた。
撮影:金子清美氏
なぜ、祭りをするのか?花火大会の存在意義とは?
最終日に多くの事を学んだのでした。
『平成28年の夏の終了を宣言いたします。』
灼熱の夏、おわり