2016年07月04日

花火大会の準備


私は多くの主催者様と打合せをします。

だいたい、5月から6月中旬には夏の打合せを完了します(希望)

ある主催者さまから、
『うちは7月何日じゃけど、花火作るのは今からでん間に合うかえ?』
と心配してくれます。。
もちろん5月から花火を作るわけではないし、仮に材料の星から作っていたら本当に間に合わない可能性があります。
実はほとんどの花火玉は昨年の9月から製造を始め、今年の5月中には完成しています。


じゃあ5月からは何してるの?って?

特殊玉を作ったり、秋冬用の玉を作ってます。
そして、現場の準備作業が2ヶ月以上かかるのです。


業者によって準備作業は違いますが、例えば
【打ち上げ火薬の計量作業】
基本的に、1発打ち揚げるには○○グラムの打ち上げ火薬が必要です。
1,000発打ち揚げるには1,000個必要です。
ひと夏で数万発打ち上げるには数万個必要です。
それを計量する作業が1ヶ月あります。
もちろん手作業です。

【打ち揚げ導火線作業】
段導火線打ち上げシステムの場合
基本的に、1発打ち揚げるには数cmの導火線が必要です。
解りやすくいえば、導火線1cmで1秒くらいの段をとれます。
説明が難しいので、、、
まあ、富士山の7合目くらいの長さの導火線切断と加工作業をします。
これも1ヶ月はかかります。
もちろん手作業です。

【演出構成プログラム作業】
ご予算やご希望の演出やご希望の時間に合わせて最適なプログラムを構成します。
どのような筒場レイアウトか、海なのか山なのか川なのか、どんな玉を、どんなタイミングで、どのように打ち上げるか?を考えながら構成します。この時重要なのは安全性を考慮した演出です。
音楽演出になると10分間の演出でも数日かかります。
そんな作業を1ヶ月以上します。


【プログラミング作業】
“いわゆるコンピュータ点火機”でマニュアル点火を行う場合は必要ありませんが、
複数個所からの打ち上げを伴う場合にはこの作業が必要になります。
演出構成プログラムから、コンピューターに書き換え入力します。
筒場の配置図を元に発射場所を定め、1/100秒単位で1発の発射タイミングを入力します。
この作業をするには、花火玉の現象や、滞空時間や、燃焼時間等の知識が必要になります。
膨大な作業量になります。
そのデータを“いわゆるコンピュータ点火機”にDLするのです。
つまり、リハーサルはできないので本番1発勝負なのです。


こんな作業をしてます。。。つづく


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posted by Z隊長 at 22:08| 大分 ☁| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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