2015年11月24日

花火の単位


花火の単位に“○○○○発!”ってのがある。

この表現方法は果たしていかがなもんか???なんて思ってしまう。

なぜなら、これは花火の規模を表す表現単位ではないからです。
数量が多ければいい花火大会とも言えないケースが目立ってきているからなのでしょう。。。


それでも、多くの人は1,000発の花火大会より3,000発の花火大会のほうが凄い!数量ガ多いほうが凄い!と思っていると思います。はたしてそうなのだろうか?


数量の多さは花火の満足度ではないのでは?。。。。。。。


実際の話です。
ある地区の花火大会で今まで3,000発を打ち揚げていましたが、私が『数打ち辞めよう!他がしないような花火演出やろうえ!』で、同予算でそれまでの半分の1,500発にしてもらいました。
すると、評判が非常に良くて今に至っています。

ある地区では今までの8,000発の花火大会でしたが、
私が『数打ち辞めよう!大きい玉を打ちましょう』同予算で2,800発にしてもらいました。
すると、評判が非常に良くて今に至っています。

ある地区では他社が5,000発打ち揚げていたのですが、同予算で弊社が2,000発で請負い、非常に評判が良かったようです。

近年こんな例が非常に多く、消費数量より、演出や安全性に目を向けた方がいい結果に繋がっています。
これは嘘やまやかしではありません、実際に起きていることです。
逆に数量を重視した場合はなぜかご満足していただけない事が少々ありました。

我々はどうしたら、安全でいい花火大会を演出できるか?の経験上のノウハウは持っているのですが、しかしクライアント様から『もっといっぱい打ってよ!なんとかしてよ』なんてオーダーが来ればそれに応えなければならないジレンマが発生するのです。。。

それに、そのような場合、その数量が、演出の妨げになっている場合もあるのです。
数量ありきで構成すると演出がおろそかになってしまうのかもしれません。
さらに、演出時間を長く引っ張った場合にも考えられるのです。


また、花火の数量の数え方なんか、業者によって数え方が違うので全く比較できないものなのです。
千輪一発を1,000発と言っても嘘ではないのです(笑)
我々業者間で『あそこの花火大会は何発打ってるの?』←これなんか意味不明な言葉なのです、プロから見れば『何発?』なんか全く規模を表す言葉ではないのがわかってますから。


なので、私は数字の見積書反対派なのです。



ある花火大会の観客で行った時にそこの主催者が『今夜の花火大会は○○○○万円かけました!』と仰ってたようですが、これこそ花火の規模を表す単位の一つだと思いました。。。







posted by Z隊長 at 22:26| 大分 ☁| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする