2018年07月10日

花火を見るとき4つの事を。。。


この度の大水害、お見舞い申し上げます。
我々には想像もつかないような被害と苦労だとお察しします。
日本中のエネルギーが現場に届くよう一日も早い復旧をお祈りしております。


さて、夏場所がやってきました。
日本全国で76発以上(許可物件)の花火は6,500会場あるようです。
その多くは夏に集中してしまいます Orz。

蒸し暑い季節ですが!
熱中症の季節ですが!
ゲリラ豪雨の季節ですが!
蚊の多い季節ですが!
様々な過酷な状況ですが、我々は全力以上のパワーで各地の夜空を演出しなければなりません。


夏の花火に行く方も多いでしょう。

その、花火を見たときに少しだけ考えてほしいことがあります。


@ 『この花火のお金は誰がだしてるの?』

   
A 『この花火は誰がいつ作ったの?』


B 『この花火大会のゴミは誰が片付けてるの?』


C 『日本の花火屋って凄くね?』


そして、
D 被災地とつながる夜空を見て、何かを考えてください。
何かできることを。。。





我々は、リハーサルや練習など一切せず(出来ない)に夏場所の現場に突入します。
様々なエンターテイメントが存在しますが、この花火は本番1発勝負であり、二度と見ることができません。
なので体力も精神力も一晩でボロボロになります。。。

過酷な夏を乗り切るには、皆様の歓声や拍手が必要なのです。
どうか、思いっきり会場で盛り上がってください。





どれだけがんばりゃいい〜♪
posted by Z隊長 at 21:18| 大分 ☁| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月04日

花火屋の姿


よく言われます。

『仕事がいっぱいあっていいなあ』と。

模範返答でこう答えます。

『いやあ、夏が来ないと商売上がったりですわ、ありがとうございます。』

で、どんな状況なのか?

盆と正月が一緒にやって来たくらい忙しい?って?
いやそれ以上!

盆と正月にクリスマスが来たくらい?って?
いやそれ以上!そんなん2〜3日で終わるやん!

じゃあ、どれくらい?


はい
例えば、、、、、、
田舎のうどん屋さんとしましょう。。。。
冬や春の時期は毎日50人のお客さんが平均としましょう。

それが
7月になると、、、、
毎日500人のお客さんが来ます。。。

8月になると、、、、
毎日1,000人のお客さんが来るのです。。。

これくらい忙しいのです。これが夏の花火屋の姿なのです。


この店の店長はこう言ってました、、、
『こんな夏の時期に、それも炎天下の下、並んでまでしてご来店いただかなくても、秋ににも店開けてるしw秋のメニューからデザートサービスしてんだけどw』


多くの方は
1 花火屋は夏しか花火を上げてくれない
2 花火屋は夏が終わったら遊んでるか他の仕事に転職してる
3 花火は夏の風物詩、花火と言えば夏!
と、誤解されています。


花火は季節を問いません。
むしろ湿度の高い季節より、他の季節の方が花火のパフォーマンスを発揮できるのです。
我々は、お客さんが快適に花火鑑賞できる涼しい季節を提供したいのです。。。
しかし、イメージが、、、、夏なんですね。
広告媒体も一気に花火の柄が出てきました。
その雰囲気を後押しするように花火屋では準備作業や現場作業を進めていくのです。。。

その急激な需要が様々なリスクを生じる結果にもなりうるのです。。。


私は思います。
ウナギは土用じゃなくてもいいだろ!
ケーキはクリスマスじゃなくてもいいだろ!
神社に行くのは正月じゃなくてもいいだろ!
恵方巻?いつでもいいだろ!
花火、夏じゃなくてもいいだろ!

それぞれの本当の“旬”とはいつなのか、それを考えたい。

今年の夏も猛暑、熱中症、天候不順、それに伴い河川の増水も心配されます。
熱中症3年連続の私も不安で不安で昼寝もできません。。。。
皆様、夏を乗り切ってください。夏が終われば心地よい季節がやってくると思います。

追伸、この記事は夏を否定しているのではなく、
有益な情報だとの信念からアップしております。



どうか、日本各地の花火屋さんに大きな歓声と拍手を浴びせてやってください。











posted by Z隊長 at 21:27| 大分 ☁| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月17日

花火の価格競争


もう入札時期が終わったと思うのでこのような記事を書いてみます。


花火業者選択の方法で入札方式があるようです。

よくあるのが金額ベースで数量競争させ、結果的に数量を多く書いた業者が落札する?ですか?

はいはい、
この入札はいかがなものかと思います。

【総数量で比較】
総数量で比較するなら小さめの玉や安い玉を出せば落札できそうだ!
数量重視では品質や安全性は急落するかもしれません。
あまり得策ではないですね。


【単価で比較】
同じサイズの玉を複数社で比較は無理です。絶対無理です。
各社同じ3号玉でも、色、大きさ(開き)、形、音が違うのです。
競争入札になると“いわゆるいい玉”は出にくくなりますよな。
あまり得策ではないですね。


【企画で比較】
プレゼンテーションですか?
同業者との話で『プレゼンで企画だけ盗られた』な話を聞きます。
なので、よほどの受注可能性がなければ事前にアイデアは出さないと思います。
多くの花火屋さんは、当日に驚かせたいのでネタ晴らししたくないのです。
あまり得策ではないですね。


この3つでもう入札制度が機能しないことはおわかりいただいたと思います。
花火は電化製品にようにスペックや品質の基準がありません。
ましてや、安全性や品質などを表現する術はないのです。
だから比較するのは無理なのです。


そして、価格競争は日本の花火技術の衰退と
日本の粋な夜空を崩壊させるトリガーとなっているのです。
花火の適正価格をネットで調べてみるといいかもしれませんね。
花火の価格ありました⇒ http://hanabizuiki.seesaa.net/article/415647982.html



『じゃあ、どうすればいいんだ?』って?

花火屋と信頼関係を結べばいいんです。

お客さんは数量なんかより綺麗な花火を求めているのです。



※本文と以下の画像や動画は全く関係はございません。

もうすぐ夏場所始まります。
DSC_1358.JPG

















花火を言葉や数字で表すのは不可能なのです。
posted by Z隊長 at 13:29| 大分 ☀| Comment(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする